ポータルへ依存する危険さ
動画の話ではないのですが、大手出版社がアマゾンに提供していた書籍コンテンツの公開を停止されるということがおきました。
アマゾンの想定以上にコンテンツが閲覧されたため、アマゾン側の支払いが過大となり、公開停止となった、ということのようです。
確かに、大手のポータルは販売力があるので、コンテンツホルダーにとっては大きな売上を上げることのできる場所になります。
しかし、反面、今回のアマゾンのように、ポータル側の一方的な都合により、いきなり売上がゼロになるリスクもはらんでいます。
今回のアマゾンの例でいえば、コンテンツホルダー側があまりに一社のポータルに依存しすぎた、といえると思います。
在庫の概念がないインターネット上での販売なのですから、何も一社のポータルに依存する必要なないわけで、複数のポータルで販売するか、自社でも販売サイトを構築し、それらをパラレルで稼働しておけばよい、というだけの話です。
販売の窓口は多いほどよいですし、かつてのビジネスとことなり、在庫を抱える必要がないのですから、リスクを最小限にすることを考えたほうがよいですね。