求人しても、考えていたような人材が応募してこない場合

中小企業の採用担当者に調査したところ、中小企業の求人の際に、考えていたような人材が応募してこず、採用に至らなかった、という声がありました。

この原因はどこあるのでしょうか?
知名度がない会社だから、仕方がない、のでしょうか?

私はこの原因は中小企業側の情報発信に問題があると思います。

おそらく、どんな人材が欲しいか?については考えていらっしゃると思います。
では、その欲しい人材に向けた情報は発信されているでしょうか?

和気あいあいをした雰囲気で、一緒に働いてくれる仲間を募集中。やさしく教えます。

みたいな文章ですと、無難で幅広い層にアピールできますが、「欲しい人材」に向けた情報ではありません。

幹部候補が欲しければ、
将来、社長の右腕となる、頼りにできる人材を求めています。
とか

バリバリの営業担当が欲しければ
会社の成長を託せる、隊長になってください。
とか
狙いを絞った情報発信が必要です。

繰り返しになりますが、

就職は結婚のようなもの

です。

一般的には、求職者が会社に惚れて、という文脈で求職者に向けたメッセージとして使われますが、結婚はあくまで相思相愛。

どちらかが一方的に想いを寄せるものではありません。

中小企業側も、求職者にターゲットを絞った想いをよせないと、成立する結婚も成立しません。

売り手市場とか、買い手市場とかは関係なく、自社にあったパートナー(求職者)を探していければよいと思います。

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