中小企業の採用活動に関する求職者の不満 交通機関がなかった
中小企業への就職活動をした際に困ったこと、で以外に多かった回答が
「会社の所在地が最寄りの公共交通機関から遠く、面接に行くのが困った」
という意見でした。
確かに、従業員はなんらかの方法で来ているのだから、応募者も自分で来てほしいい、という気持ちもわかります。
例えば、これを男女の出会いで考えてみましょう。
中小企業は、中身はいいんだけど、女性との出会いがなくて困っている男性、
求職者を女性、としましょう。
男性は、ようやくデートの約束を取り付けました。
初デートは、駅から遠い公園です。
さて、あなたが男性なら、女性に、「駅から遠いけど、なんとかして公園まで来てね」というでしょうか?
私はそこまでの勇気はありません。
やはり、最寄り駅まで迎えに行くなり、公共交通機関で行ける場所にします。
デートと採用活動は違う、とおっしゃるかもしれませんが、それは違います。
デートも採用活動も、そして通常のビジネスも根っこは同じ、人と人(またはモノ、コト)の出会いという意味で、全く同じアプローチが必要だと思います。
さて、自社が公共交通機関から通り場合、面接にきた求職者への対応ですが、
1)最寄りまで迎えに行く
2)最寄りに近い場所を設定する
3)タクシーなどの費用を負担する
などして、求職者へ寄り添った対応が必要でしょう。
そんなの面倒、と思われる方、それで採用ができていれば問題はありませんが、採用に困っている場合は、こんな工夫が求職者の不満を解消します。